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今回のフォルツァ3カーレビューは
WRCグループA時代の名車
「ランチア デルタ インテグラーレ V16エヴォリュツィオーネ」をご紹介します。
アウディ クアトロの圧倒的活躍によりAWD(四駆)時代へと移行した
WRC(世界ラリー選手権)で、名門ランチアは5ドアハッチバックという
機能性重視のスタイリングを持つ「デルタS4」を活躍させていた。
しかし、グループAという大幅な規定変更を余儀なくされた当時のWRCで
次第に「ランチア デルタ」は他車に対抗しづらくなって行ったのです。
そこで1992年ランチアは、デルタをあらゆる面から大幅に改良し完成させたのが
この「ランチアデルタ インテグラーレV16エヴォリュツィオーネ」なのです。
「フォルツァモータースポーツ3」での乗り味はというと、
フルタイムAWD&ハッチバックスタイルということでかなり扱いやすいです。
そして乗りやすいというだけではなく、210ps(154kw)を誇るエンジンは
低速からのトルクも悪くなく 非常に気持ちの良い音を聴かせてくれます。
もし改造を施すのならば、足回りは比較的しっかりとしたクルマですので
ブレーキ交換程度に留めておき、最新の超馬力エンジンに対抗するため
エンジンパワーを上げることをオススメします。
元々AWDですので多少オーバーパワーになってしまっても、
ブレーキの効きさえ良ければ さほど練習しなくても扱えるようになるでしょう。
さて余談ですが 1992年ランチアのWRC参戦はこの「デルタinteEVO」を
最後に終了しています。 その後もデルタと名のついたクルマを出し続けてはいますが、
我々ラリーファンが愛したデルタの姿は そこにはありません。
ですから 実質的な意味では、
このクルマが最後のWRCを戦ったランチア デルタという事になります。